キャップの保管方法について解説|収納方法も4つ紹介します!
カジュアルな服装の時にキャップを一緒に着用する方もいるでしょう。キャップは、さまざまなデザインがあり気軽に使える点が魅力です。
しかし「頻繁に使ってるから汗や汚れが気になる」「適当に保管していたら型崩れが起きてしまった」などの経験がある方もいるでしょう。
本記事では、キャップの保管方法や収納に便利な道具、お手入れ方法について詳しく解説します。
キャップはどこに保管するのがおすすめか
キャップはファッションアイテムとして着用されており、シーズンオフになったら、型崩れや劣化を防ぐために適切な方法で保管や収納を行う必要があります。
下記は、キャップの保管や収納の際に知っておいたほうが良いポイントです。
- 風通しの良い場所で保管する
- 湿気を吸収する乾燥剤を一緒に入れる
- 虫による被害を防ぐため防虫剤を使用する
湿度の高い場所や通気性の悪い場所に収納すると、ニオイがこもったりカビが生えたりする可能性があります。風通しの良い場所に置いたり、乾燥剤や防虫剤を適宜に利用したりしてキャップの状態を美しく保ちましょう。
また、キャップを保管する際は直射日光の当たらない場所に置くようにすると、色あせや劣化を防ぐことができます。
キャップの型崩れを防止する収納方法を4つ紹介
キャップはその形状が保てるように縫製されていますが、適切な収納方法や保管方法を用いらなければ型崩れを起こしてしまいます。
ここでは、キャップの型崩れを防ぐための方法を4つ紹介します。
収納方法①:帽子収納ラックに入れて収納する
帽子収納ラックは、キャップの形状を保ちながら簡単に収納できる方法です。帽子収納ラックを使って保管する方法は、以下の点でメリットがあります。
- 型崩れを防ぐ
- 場所をとらない
- コレクションとして楽しめる
まず、ラックに入れて保管することで帽子の形状を保ちながら収納できるため、長く綺麗な状態を維持できます。収納ラックのデザインによっては折りたたみ式の物があり、ラックを収納しないときにも場所をとりません。収納スペースを臨機応変に活用できるメリットがあります。
また、ラックを使用すると帽子が見えるように収納できる良さがあり、キャップをコレクションとして楽しむことも可能です。お気に入りの帽子をディスプレイすることで、部屋のインテリアとしても活用できるでしょう。
キャップを清潔に保ち劣化を防ぐためには、収納ラックの素材がメッシュであると効果を実感できます。メッシュ素材は通気性が高く、カビの発生を防いでくれるでしょう。さらに、ホコリがたまりにくい点もメリットです。
収納方法②:ウォールハンガーを使って収納する
ウォールハンガーは、壁に取り付けて手軽に帽子を取ったり掛けたりできる方法として使用されます。長期の保管には向いていませんが、季節ごとに帽子を使い分けることが可能で、急な外出時に便利なアイテムです。
ウォールハンガーには以下のような設置タイプがあります。
- ネジタイプ:しっかりと固定できる
- 粘着シール:壁に穴を空けたくないときに
- 吸盤タイプ:吸着可能な場所に
ウォールハンガーの設置方法はさまざまであるため、住環境や使いやすさ、好みに合わせて選択しましょう。賃貸住宅の場合は壁へのダメージに注意が必要です。
ハンガーを選ぶ際は、収納する帽子の数に合わせてフックの数を選びます。また、帽子の重量に耐えられるかどうかを確認しましょう。一般的にネジタイプの耐荷重は5~10kg、粘着テープの場合は2kg~5kgに設定されています。
耐荷重に加えて、部屋の雰囲気に合う材質のハンガーでインテリアの調和を図りたい場合は、重さに強いアルミのフックと木製の土台を組み合わせたウォールハンガーも市販されています。自分の好みや使い勝手に合うウォールハンガーを選ぶことで、帽子の収納スペースを効果的に演出できます。
収納方法③:ワイヤーネットとS字フックを活用する
ワイヤーネットとS字フックを使用して手軽に帽子を収納・保管できます。ワイヤーネットとS字フック、取付用の材料はすべて100円均一ショップで購入可能です。
材料を用意したら、まずワイヤーネットを壁に取り付けましょう。壁に合わせて釘やフック、粘着テープなどを活用して固定します。より多くのキャップを収納したい場合は、ワイヤーネットの大きさを変えることで対応できます。
ネットの設置が完了したところで、S字フックをネットの格子状の部分に取り付けて完了です。実際にキャップをS字フックに掛け、全体のバランスを見て間隔などを調整しましょう。
この方法を使えば、手軽に自分好みの帽子収納スペースが作れます。また、白色以外に黒色のワイヤーネットはインテリアにアクセントを与える効果が期待できます。そのため、キャップのデザインやカラーを際立たせたい場合に役立つでしょう。
収納方法④:帽子箱を使って保管する
キャップを収納する際には、帽子箱を活用する方法があります。帽子専用の箱にキャップをしまうメリットは、以下の4点です。
- 湿気とカビを防止する
- ホコリやキズから守る
- 型崩れがしにくい
- 直射日光を遮断する
帽子箱は紙素材で風通しが良いため、湿気によるカビの発生を抑制するのに効果的です。特にシーズンオフの帽子を保管する際に役立つでしょう。
帽子箱を活用することは、ホコリやキズから守り、帽子をきれいな状態に保つうえでメリットがあります。型崩れのしやすいハットの収納にも適しています。さらに、帽子箱の活用は直射日光を遮断できるため、帽子の色あせを防げる点もメリットです。
特別なときに被るのみで、あまり使用機会のないキャップを長期に保管する際も便利です。100円均一ショップでも、帽子箱として使える円形の箱が販売されています。自分のキャップに合わせてデザイン性を加えれば、見せる収納としてインテリアの一部になるでしょう。
キャップのお手入れ方法について
お気に入りのキャップを大切に扱っていたとしても、何度も着用している場合はどうしても汚れが目立ってくることもあります。特に額の部分は汗や整髪料などが付きやすく、そのままにしておくと汚れやニオイの原因になってしまうでしょう。
定期的にキャップを洗うことで衛生的で変色や劣化を軽減できます。ただし、キャップによっては洗濯厳禁の場合もあります。洗う前に洗濯表示などをしっかり確認し、下記の方法を参考にお手入れをしてみましょう。
- 汚れた部分をタオルで取る
- 手洗いをする
- 可能な場合は洗濯機で洗う
- クリーニング店に依頼する
それぞれについて簡潔に解説します。
汚れた部分をタオルで取る
濡らしたタオルを硬く絞って、キャップの汚れた部分を叩くようにして汚れを取ったのち、乾いたタオルで軽く叩いて乾かします。
汚れた部分をタオルで取る際に、キャップの素材によって注意が必要です。部分使いであっても皮革や合皮、ファーなどの素材が含まれるキャップや、色落ちが心配される帽子は洗わないほうが良いでしょう。
手洗いをする
汚れが取れず、しかも洗濯機で洗えないキャップの場合は、中性洗剤をぬるま湯に溶かしてキャップの汚れた部分をやさしくこすります。ぬるま湯の温度は一般的に30℃前後ですが、洗濯表示で上限温度の確認が必要です。
ただし、キャップは水洗いで負荷がかかる点を考慮する必要があります。ブラシや溶剤で生地を傷めたり、型崩れを引き起こしたりする可能性があるため慎重に行いましょう。
可能な場合は洗濯機で洗う
洗濯表示に洗濯可能とある場合は、キャップを洗濯ネットに入れて洗濯するか、負担の少ないコース設定(手洗いやおしゃれコース)にして洗濯します。洗濯機で洗う場合も、汚れが目立つ箇所はあらかじめ手洗いをしておいたほうが、汚れが取れやすくなるでしょう。
なお、洗濯したキャップを干す場合は形状を整え、洗濯ばさみを使わず陰干しをします。帽子の形に近いザルにかぶせたり、平置きが可能なネットを使ったりして工夫しましょう。
クリーニング店に依頼する
お気に入りのキャップであれば、自分で洗濯することに不安を抱く方もいるでしょう。この場合、クリーニング店に持ち込んでクリーニングを依頼することをおすすめします。
キャップは基本的に水洗いで負荷がかかるため、適切なお手入れが必要です。洗濯に不安がある場合や特別なケアが必要なキャップについては、専門業者に頼るとよいでしょう。
まとめ
キャップの状態をきれいに保つためには、適切な保管場所を選ぶと同時に、湿気や防虫対策をしっかり行う必要があります。
本記事で紹介したキャップの収納、保管方法は、いずれも自宅で簡単に作れる収納スペースです。キャップの数やデザイン、インテリアの調和を図りながら適宜選んでみてください。
また、大切なキャップを長く使うためには、適切なお手入れを行う必要があります。洗濯表示を確認して丁寧に汚れを取り、正しい洗濯方法を用いましょう。必要に応じて専門業者に依頼するなど、お気に入りのキャップを長く着用できるように工夫することが大切です。