クラスTシャツのデザインの考え方やアイデアを紹介!

クラスTシャツは、文化祭や体育祭など学校のイベントを盛り上げるための定番アイテムです。しかし、いざ作るとなると「良いデザインが思いつかない」「何から決めれば良いのかわからない」といったお悩みを抱える方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、クラスTシャツのデザインの考え方と題して、センスの良いクラスTシャツを考える4つのコツをまとめました。
具体的なデザインのアイデア例もあわせて紹介するため、満足できるクラスTシャツを作りたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
クラスTシャツのデザインを考えるコツ
クラスTシャツのデザインを考えるためには、コツをおさえておくことが大切です。
「イメージと違う」と後悔しないためにも、これから紹介する4つを意識して、オリジナリティ溢れるクラスTシャツを作りましょう。

用途や目的にあわせたデザインのテイストを考える
まずは、用途や目的にあわせてTシャツのテイストを考えましょう。
例えば文化祭ならクラスの出し物から連想するもの、体育祭なら目標や合言葉など、着用するイベントを想定しながらデザインを考えることで、より満足度の高いTシャツが作れます。
また、かっこいい系やかわいい系、おもしろい系、モード系など大まかな雰囲気をイメージしておくのも大切です。クラスTシャツはクラス全員で着るため、なるべく多くの人の意見を聞いた上で決めていきましょう。
必ず入れる要素(イラストや文字、ロゴなど)を決める
大まかなテイストが決まったら、以下のようにイラストや文字、ロゴなどデザインに外せない要素を決めましょう。
- クラス名(2-2組など)
- 担任の先生の名前(〇〇クラスなど)
- クラスメイト全員の名前、ニックネーム
- クラスの目標、スローガン、四字熟語
- 1人ずつの名前、ニックネーム、好きな番号
- 文化祭用なら出店する模擬店のイメージやお祭り感のあるモチーフ
- サークルや部活なら、名前や活動で使うアイテム
Tシャツの種類やデザイン、使う色を決める
Tシャツの色やフォントなどの細かいデザイン、用途に合わせた生地や丈を決めることも大切です。
色によって与える印象が異なるため、クラスTシャツを作る目的とあわせて考えるようにしましょう。
文字を入れる場合は、青地にオレンジ、黒地にピンクといったように、Tシャツの色とメリハリをつけるとインパクトのあるデザインに仕上がります。
また、プリントする位置にも注意が必要です。Tシャツキングが提供しているデザインツールでは襟の縫い目から約6〜7cm下からプリントでき、フチがつかないため、自然な仕上がりが期待できます。
デザインを詰め込みすぎるとごちゃごちゃしてしまうため、バランスよくまとめるように心がけましょう。
参考になるデザインアイデアを見つける
Tシャツのデザイン案に迷ったときは、以下のように参考になるデザインを探すのもおすすめです。
- 市販のTシャツ、有名ブランド服のデザインを参考にする
- 他の人の作品を見て参考にする
- デザインアプリを利用する
例えば、インスタグラムで「#クラスT」「クラT」と投稿しているものをチェックしたり、その他TikTokやTwitterなど各種SNSで映えるTシャツデザインを見つけたりすれば、大まかなイメージも湧いてくるでしょう。
また、ピンタレストはクリエイティブな画像が多く掲載されており、世界中のあらゆるデザインが自分の好みや閲覧履歴にあわせて表示されるため、アイデアのヒントが見つけやすいです。
クラスTシャツのデザインアイデアの例
「インスタグラムやTwitterを見たけれど、デザインの案が浮かばない」という方もいるでしょう。
クラスTシャツは、元からあるデザインを参考に少し構図や色合いを変えるだけでも雰囲気がガラリと変わります。
ここからは、実際の事例を参考にアイデアを広げてみましょう。
スポーツユニフォームのデザインを参考にする
体育祭や部活の応援など、スポーツ関係のクラスTシャツを作るなら、スポーツユニフォームのデザインを参考にするのもおすすめです。
例えば、選手名風に背中に名前やクラスを入れるだけでも一体感が高まるほか、サッカーやバスケなど実在するチームのユニフォームのデザインを参考にすれば、インパクトのあるTシャツができあがります。
また、体育祭や球技大会のようにクラス対抗のイベントなら、スポーツ系のデザインに加えて、クラスのスローガンなどをプリントすると応援もさらに盛り上がるでしょう。

担任の先生やクラスメイトの似顔絵や写真を入れる
クラスTシャツのデザインに面白さを求める場合は、担任の先生やクラスメイトの似顔絵などを挿入したデザインも人気です。
例えば、背中や表面に先生やクラスメイトの顔写真をプリントしたり、手書き風や似顔絵風の画像に加工して印刷したりすれば、ユーモアのあるクラスTシャツができあがります。クラスメイトに絵が得意な人がいる場合は、似顔絵のイラストを描いて印刷するのもよいでしょう。
先生の顔写真であれば、加工アプリで動物の耳をつけたり可愛くアレンジしてプリントしているクラスTシャツも見受けられます。

ワンポイントでシンプルなデザインにする
ワンポイントで、シンプルなデザインのクラスTシャツにするのもおすすめです。
胸元にロゴや文字を入れるだけで、おしゃれで落ち着いたデザインにしつつも、入れる文字やロゴで遊び心を楽しめるクラスTシャツになります。既存の制服との相性やクラスカラーなどにこだわれば、着こなしの幅も広がるでしょう。
また、シンプルなデザインは、着る場所を選ばない上に、クラス全員が着やすいというメリットがあります。イベントが終わった後も、普段着としても気軽に着用しやすいため、文化祭や体育祭が終わっても長く楽しめるでしょう。
有名なブランドロゴや商品パッケージを参考にする
世の中にある有名なブランドのロゴや商品パッケージなどを参考にするのも、ユーモアのあるクラスTシャツを作りたい場合にはおすすめです。
例えば、お菓子や飲み物の成分表のようなデザインを作り、そこにクラスメンバー全員の名前を入れたり、既存のブランドロゴの形や配色を参考にして、クラス名やスローガンを入れたりするなどのアイデアがあります。

アニメやテレビ番組のタイトルやロゴ、セリフを参考にする
流行中のアニメキャラクターのセリフやテレビ番組のタイトル、流行語やSNSで流行っているネタなどをTシャツに取り入れるのもおもしろいでしょう。
旬なネタであるほど印象的なデザインになるため、思い出作りとしてもよいでしょう。
SNSの話題のように「#(ハッシュタグ)」をつけて名前やチーム名を書いたり、複数人で並んで1つのメッセージが完成するような仕掛けを作ったりしているクラスTシャツもあります。

業者に依頼してTシャツを作る方法
いざクラスTシャツを作るとなった場合、業者に依頼するケースが多いと思われます。Tシャツを印刷できる業者はインターネット上にもさまざまあるので、価格や受け付けているデータ形式などによって適したところを選びましょう。
業者に依頼する一般的な手順は以下の通りです。
- ①WEBサイトで発注数やTシャツの仕様を選択し、注文する
- ②データ(またはデザインのアイデア)を提出する
- ③業者がデータの確認やデザインの作成を行う
- ④印刷され発送されるのを待つ
また、②のデータの取り扱いについては、選ぶ業者によって手順や必要なものが大きく異なります。デザインデータを業者に送るには、主に以下のような方法があります。
- 紙に手書きしたデザインを業者でデータに起こしてもらう
- AIデータなど専用のソフトで作った業者指定の形式のデータを入稿する
- WEB上で自分でデザインしてそのまま注文できるサービスを利用する
- 業者が所有している既存のデザインテンプレートを利用するなど
業者によって、これらに対応しているものもあれば、対応していないものもあります。特に、専用のデータ形式が必要な場合、他の形式のデータを送っても不備として扱われる可能性もあるので注意が必要です。自分達でできる方法に対応している業者を見つけましょう。
まとめ
今回は、オリジナルのクラスTシャツを作る時の考え方のコツや、アイデアの参考例をご紹介しました。理想のデザインを作るには、入れたい情報を整理し、クラスで意見をまとめ、参考になるようなデザインのアイデアを集めることが大切です。
デザインが決まって以降の業者への注文の方法なども確認しながら、自分たちだけのデザインを考えてみましょう。