ブルゾンとは?ジャンパーとの違いや特徴についてくわしく解説
ブルゾンは、デザイン次第でカジュアルにも上品にもなれるほど着回し力が高く、1枚は持っておきたい万能アイテムです。
しかし、いざブルゾンを購入するとなると、種類の多さから迷ったり、ほかのアウターとの違いが気になったりする方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ブルゾンの種類や特徴、ジャンパー・ジャケットとの違いについて解説します。
季節別におすすめなブルゾンについても紹介するので、これから購入を考えている方も、すでに持っている方もぜひ参考にしてみてください。
ブルゾンとはどんなもの?
ブルゾンとは、着丈が短く、動きやすいようにウエストや裾口がしぼられた形状のアウターのことです。
ゆったりとした着心地でデザイン性も高いため、最近では作業時をはじめ、アウトドアやカジュアルなシーンでも定番のアウターとして幅広く支持されています。
また、もともと一種の作業服や軍用服として使われていた背景もあり、耐久性や防風性、防寒性などに優れたものが多い点もブルゾンの魅力です。
ジャンパー、ジャケットとの違いとは?
ブルゾンと混同されやすいアウターに、ジャンパーやジャケットがあります。
ジャンパーは英語の「jumper」を語源としたアウターで、ブルゾンと同じく「短い丈のアウター」を指す言葉です。ファッション性よりも防水性や撥水性などの機能を重視したものが多く、防寒着や運動着に適しています。
ただし、両者に明確な基準はないため、「そのアウターがジャンパーかどうか」はブランド次第といえるでしょう。
対してジャケットは、「袖のあるアウター」の総称であり、一般的に腰丈から尻丈ほどの長さのものを指します。
ブレザーやテーラードジャケットのようにフォーマルからカジュアルまでさまざまなデザインがあり、屋内でも着用しやすいのが特徴です。
ブルゾンの種類と特徴について
代表的なものとしては、「MA-1」や「レザーブルゾン」、「ボアブルゾン」や「中綿ブルゾン」があります。
例えば、MA-1は、アメリカ空軍のジャケットをモデルにした中綿入りのブルゾンです。パンツやスカートなどさまざまなボトムスに合わせやすく、現在ではカジュアルな着こなしが叶う定番として支持されています。
また、レザーブルゾンは着るほど体に馴染み、自分だけの風合いが生まれるのが魅力です。
保温性は低いものの、防風性に優れており、羽織るだけで上品さや重厚感を演出できることから、近年は性別を問わず人気のアイテムとなっています。
一方で、ボア素材の特性を生かしたボアブルゾンや人工綿を用いた中綿ブルゾンは、どちらも動きやすさと高い防寒・保温性を兼ね備えたアウターです。中にしっかり着込めば真冬でも活躍するため、1着持っていると重宝するでしょう。
ほかにもフード付きやリバーシブルなど、デザインが豊富なところもブルゾンの特徴の1つです。
ブルゾンを着る季節について
ブルゾンは、選ぶ素材によって春・秋・冬と幅広く活用できるため、季節にあわせた着こなしを楽しみましょう。
例えば春と秋では、軽やかな通気性のある薄手のMA-1やナイロンブルゾンが活躍する季節です。この時期は朝晩の気温の変化が大きく、さらりと羽織るだけで体温調節のできる薄手のブルゾンが重宝します。
また冬は、保温性の高いボア生地や中綿入りタイプのブルゾンがおすすめです。
ブルゾンとパーカーを重ね着したり、首元にマフラーやネックウォーマーを組み合わせたりすることで、寒い日でも快適に過ごすことができるでしょう。
ブルゾンの意味と由来とは
ブルゾンは、かつてフランスで作業中の汚れを防ぐために着られていた、「裾をしぼったブラウス」を意味するフランス語の「blouse(ブルーズ)」が語源といわれています。
その後素材や仕立て技術の向上などを背景に、ブルゾンは作業着のほか、軍用やゴルフウェアなど、実用性とデザイン性から多くの人に愛されるアイテムとして広まっていきました。
現代においても、ブルゾンは短い丈のアウターの総称として、ビジネスシーンからカジュアルな日常使いまで男女問わず幅広い場面で着用されています。
まとめ
ブルゾンには、MA-1やレザーブルゾン、ボアブルゾンなどさまざまな種類があります。
どれも動きやすいのはもちろん、ファッション性も高く、デザインによってカジュアルやフェミニン、きれいめなど多彩な着こなしが楽しめるのがブルゾンの魅力です。
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