Tシャツの綺麗な干し方や洗濯方法とは?長持ちさせるコツをご紹介

お気に入りのTシャツを綺麗に干す方法

お気に入りのTシャツを長く大切に着たいと思う一方で、生地を伸ばさず傷みにくい干し方がわからなかったり、洗濯ばさみを使う際にどこを挟めばよいのか迷ってしまったり、よれてしまったTシャツを元に戻せるのか悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

このコラムでは、Tシャツの綺麗な干し方、洗濯時のポイント、よれてしまった際の対応方法について解説します。

お気に入りのTシャツを綺麗に着続けるため、ぜひ参考にしてください。

Tシャツの干し方やコツを悩み別に紹介

ここでは、Tシャツを綺麗に干すコツについて、4つの悩み別にわかりやすく紹介していきます。

首回りの伸びを防ぐ方法

首回りの伸びを防ぐ干し方

ハンガーを使って干す場合、首元を伸ばしてハンガーを入れるやり方には注意してください。この方法だと、首元に余計な負荷がかかって生地が伸びる原因になるため、裾の部分からハンガーを入れると良いでしょう。

ただし、Tシャツをハンガーで干すと、どうしても首回りと肩の周辺部に負荷がかかってしまいます。そのため、首元の伸びや型崩れの原因になってしまうのです。
そこで、ハンガーを使わずにTシャツを干す方法を2つ紹介します。

1つ目は、洗濯ばさみを2つ以上利用して逆さ干しする方法です。洗濯ばさみ1つで干すと、1点に力が加わり余計なシワを生む原因になってしまうので注意してください。
2つ目は、Tシャツを上下半分に折った状態で、物干し竿に直接かける干し方です。こちらも首元に負担がかかりにくい方法だといえます。

また、Tシャツを横にして平らな状態で干すと、重力の影響を受けないため伸びづらくおすすめです。ただし、こちらの平干しは場所を取るため、お気に入りのTシャツを厳選して行うと良いでしょう。

色落ちを防ぐ方法

Tシャツを部屋干しして色落ちを防ぐ

布などの素材が色あせる原因は、太陽光に含まれる紫外線だと言われています。紫外線が色を形成する分子を傷つけ、色あせを生むのです。
そのため、Tシャツを裏返して干すと、そのまま干すより太陽光の影響を受けにくく色落ちがしづらくなります。

また、Tシャツを部屋干しするのも色落ちには効果的です。外で干すより乾くのに時間がかかるため、早く乾くように工夫しましょう。風通しを良くしたり、衣類同士の間隔を空けたりすることで、生乾きのイヤなにおいも防げます。

しわを防ぐ方法

Tシャツのしわを防ぐには、洗濯後すぐに干すことを意識しましょう。

洗濯が終わったTシャツを、そのまま洗濯機の中に入れっぱなしにしていると、その間にしわがついてしまいます。Tシャツを干す前に、両肩の部分を持って上下にぱさぱさと振ることでしわが取れるので、試してみてください。

ほつれ・毛玉を防ぐ方法

ブラッシングでほつれや毛玉を防ぐ

ほつれや毛玉ができやすい衣服には、以下のようなものがあります。

  • アクリル・ポリエステルなどの化学繊維を使用したもの
  • 毛(ウール)・カシミヤ・アンゴラなどの天然素材を使用したもの
  • セーターやコートなどのニット類

アクリルやポリエステルなどの化学繊維でできた衣類は、生地自体がしっかりしています。一方で、毛玉ができてしまった際付着してしまい、自然に落ちることが少ないというデメリットもあるのです。

また、毛玉ができやすい衣服を着たあとは、洋服用のブラシで毛並みを整えると良いでしょう。力を入れすぎないように優しくブラッシングすることで、衣類へのダメージも少なくなります。

ニット類は手洗いするのがおすすめです。洗う際は押して洗い、摩擦と縮みを防ぎましょう。
脱水は洗濯機で行うのも良いですが、「一番弱い設定で約1分脱水」など短めにするのがおすすめです。

Tシャツを長持ちさせる洗濯方法

お気に入りのTシャツを長く愛用するために重要なのは、洗濯方法を見直すことです。例えば洗濯表記に合っていない洗い方を行うと、Tシャツが傷みやすくなります。デリケートな素材を使っている場合は手洗いをする、水洗い不可表記の場合はクリーニングに出すなど、お持ちの洋服に適した洗い方を行うことが大切です。

また、些細なひと手間を加えるだけでも、Tシャツにかかるダメージが変わります。以下では、Tシャツを長持ちさせる洗い方のアイデアを紹介していきます。

Tシャツの洗濯表示を確認する

Tシャツの洗濯表示

Tシャツを長く愛用するためには、まず「洗濯表示」タグの確認が基本です。洗濯表示には、適切な洗い方・干し方・アイロンの可否などが細かく記されています。これらを守らずに洗濯すると、生地の傷みや色落ち、縮みの原因になることがあります。

特にTシャツの場合、素材によって洗濯の適正温度や脱水時間が異なることもあります。たとえば「綿100%」のTシャツと「ポリエステル混紡」のTシャツでは、お手入れの方法に違いがあります。

タグの表示マークが分かりにくい場合は、経済産業省の「新洗濯表示」ガイドラインや、クリーニング業界の解説サイトを参考にするのもおすすめです。洗濯前にひと手間かけて表示を確認することが、Tシャツを長持ちさせるコツの第一歩です。

裏返してネットに入れる

ネットに入れて洗濯し型崩れを防ぐ

Tシャツを裏返してネットに入れて洗濯すると、型崩れの防止になります。

Tシャツを裏返すことで、肌に触れている部分が直接洗いやすくなり、汗や皮脂などの汚れを落としやすくなるのです。また、表側の色あせ防止や、プリントがついたTシャツのプリントのはがれも防ぎやすいメリットがあります。

洗濯ネットに入れてTシャツを洗濯すると、ほかの服と絡まることがなく、生地の伸びを防げます。ただし、ネットに入れて洗うと洗浄力が弱くなるため、汚れが目立つ部分は先に部分洗いすると良いでしょう。

適切な洗剤を入れる

長持ちさせるためには洗剤も重要

Tシャツは通常の衣類用洗剤でも洗濯はできますが、おしゃれ着用の洗剤を使い洗濯する方が長持ちするのでおすすめです。

通常の衣類用洗剤は「弱アルカリ性」で洗浄力が強い分、生地へのダメージも大きくなりがちです。一方でおしゃれ着用洗剤は「中性」で、洗浄力は通常の衣類用洗剤より弱い分、生地への負担が軽減できるメリットがあります。
また、漂白剤自体や、漂白剤入りの洗剤もTシャツの品質維持には避けた方が良いでしょう。

脱水時間に注意する

洗濯機の脱水時間に注意する

Tシャツを洗濯する際、脱水時間は短く設定するのがおすすめです。

脱水すると、衣類の水分が飛ぶ際に生地が伸び縮みする恐れがあり、Tシャツの型崩れの原因となる可能性があります。脱水時間が長くなるほど生地が受けるダメージも大きくなるため、脱水は「一番弱い力で30秒ほど」かけるのがおすすめです。

脱水後のTシャツの水分量が気になる場合は、30秒ほど・1分ほどなど30秒刻みで試しながら、長くても3分ほどにすると良いでしょう。

よれてしまったTシャツは元に戻る?

スチームアイロンでよれた服を戻す

Tシャツがよれてしまった場合は、スチームアイロンを使って回復させられます。

よれた首元・襟元にたっぷりスチームを含ませて軽く押し当て、そのまま乾かすだけでよれを改善できるのです。スチームを当てるだけで繊維同士のすき間がなくなり、型崩れも気にならなくなります。

Tシャツキングでは、お気に入りのTシャツのしわを軽減させる方法や、収納方法についてさまざまな情報を提供していますので、ぜひご覧ください。

  • 服のしわを伸ばす方法はこちら
  • Tシャツの収納方法についてはこちら

また、Tシャツキングでは、オリジナルデザインのTシャツを1枚から作ることができます。個人や企業、学校などでTシャツ作りを行う際はぜひチェックしてみてください。

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