文化祭などクラスTシャツの背ネームに使えるフレーズやデザイン案
文化祭や体育祭の際に作るクラスTシャツは、クラスの一体感やイベントの高揚感を高めてくれるアイテムです。クラスTシャツを着て写真を撮れば統一感が出る上、イベント終了後は記念品として保管しておくこともできます。
この記事では、文化祭や体育祭のクラスTシャツに入れる背ネームに注目し、アイデアや具体例を紹介しています。クラスTシャツで使えるデザイン案やオリジナルのクラスTシャツを作る方法についても触れているので、クラスTシャツ作成のヒントにしてください。
クラスTシャツの背ネームはどうやって考える?
そもそも背ネームは、文化祭や体育祭のクラスTシャツやスポーツ大会や応援で着用するユニフォームの背中に入れる短い言葉のことを指します。スポーツの際に着用するユニフォームの場合は名前を入れるのが一般的ですが、今回ご紹介するクラスTシャツの場合は名前に限りません。定番の名前やニックネームのほか、流行語や四字熟語など、着用者が好きな言葉を入れることができます。
背ネームは、クラスメイトや担任の先生と一緒に考えることもあります。クラス全員でお揃いの背ネームにしても団結感が高まりますし、それぞれ違う言葉を入れても良いでしょう。ベースとなる基本のTシャツデザインはクラスごとに統一するので、一体感はありつつも背ネームで個性を出すことが可能です。
以下に、背ネームとして使える言葉やデザインなどのアイデアをご紹介します。
流行りを取り入れる
その時に流行っているフレーズや表現は、クラスTシャツの定番です。年末に発表されている新語・流行語大賞や、JC・JK流行語大賞、インスタ流行語大賞などで選ばれている言葉や表現を使ったデザインは、SNSなどで見ることができます。例えば、以下のようなフレーズ・表現は、背ネームとして活用しやすいのではないでしょうか。
- 知らんけど
- 青春って、すごく密なので
- ちゅきちゅき
- ニキ・ネキ
- てぇてぇ
新語・流行語大賞や、JC・JK流行語大賞、インスタ流行語大賞以外にも、TwitterやInstagram、TikTokなどのSNSを活用して現在進行形の流行語を探してみると案が思い浮かびやすいです。
また、流行語となっているフレーズから連想されるイラストや画像をTシャツのデザインとしてプリントすることもあります。
参考:2022年新語・流行語大賞|「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン 新語・流行語大賞(2023年6月時点)
参考:【2022年インスタ流行語大賞】をPetrelが発表!|ライスカレーのプレスリリース(2023年6月時点)
参考:JC・JK流行語大賞 (2023年6月時点)
出席番号や名前を入れる
クラスにおける出席番号や名前も、クラスTシャツの背ネームの定番と言えます。名前をそのまま記載するのではなく、二つ名を入れても捻りがあってユニークです。二つ名とは、ニックネームやあだ名、源氏名、特徴や性質をキャッチーに表現したものを指します。
例えば、「△△高校1の〇〇」や「〇〇系女子(男子)」、「自称〇〇」や「伝説の〇〇」、「永遠の〇〇」や「圧倒的〇〇」などが挙げられます。〇〇の部分に各々の特徴や性質を入れれば、簡単に二つ名を作ることが可能です。
その他にも、推しの名前を入れたり、親しい友達とお揃いの表現にするなど、様々な表現が考えられます。
ことわざや四字熟語などを入れる
ことわざや四字熟語を背ネームの部分に入れるのも人気があります。座右の銘や好きなことわざがあれば、背ネームとしてデザインしてみるのもおすすめです。文化祭や体育祭で着用するクラスTシャツに入れても様になることわざや四字熟語を以下にいくつかピックアップするので、参考にしてください。
- 猪突猛進
- 獅子奮迅
- 初志貫徹
- 文武両道
- 十人十色
- 能ある鷹は爪を隠す
- 七転び八起き
各々のキャラクターを連想させることわざや四字熟語でも面白いですし、ことわざや四字熟語の一部をアレンジしても良いでしょう。
その他にも、ドラマや映画、漫画のセリフ、友達と並ぶと会話しているように見える言葉を対で入れる場合もあります。
背ネームを考えるときのポイント
先ほどご紹介したように、流行語や二つ名、四字熟語など、背ネームには様々な言葉を入れることができます。どんなデザインにするのかは個性の見せ所ですが、背ネームを考える時には以下の点に注意しましょう。
長すぎない文字数にする
背ネームとして入れる言葉は、なるべく文字数を押さえて少なくする方が見やすくなります。Tシャツの背に入れられる文字数は、多くても13〜15文字程度が目安と言われています。これ以上文字数が多くなると文字が小さくなり、書いてある内容が読み取れなくなってしまうからです。
比較的長い言葉を入れたいのであれば、漢字よりひらがなやカタカナ、アルファベットを使うことで視認性を高められます。
誤字脱字や表現に気をつける
背ネームを入れる場合は、誤字脱字や表現に気を付けましょう。
背ネームは、各々で異なるのが一般的です。皆が同じデザインであれば1つのデザインを注意深くチェックすれば済みますが、人数分のデザインがある背ネームの場合はそうはいきません。時間はかかりますが、必ず複数人で確認して誤字脱字がないようにしてください。言葉を間違えたまま注文してしまうと、届いたときに取り返しがつかなくなる可能性があります。
また、不適切な表現を使ってしまっている可能性もあります。誰かを傷付けたり貶めるような内容にならないよう、誤字脱字同様にしっかり確認して作成を進めましょう。
クラスTシャツで使えるデザイン案
クラスTシャツで使えるデザイン案をいくつかご紹介します。Tシャツを作成する際の参考にしてみてください。
■あだ名やキャッチコピーを使用したデザイン例
■会話をしている風のデザイン例
■商品パッケージや海外の看板風のデザイン例
■スポーツのユニフォーム・ビブス風のデザイン例
オリジナルTシャツはどうやって作る?
オリジナルのクラスTシャツを作る場合、自分達で手作りする方法と、業者に依頼する方法があります。それぞれのメリット・デメリットを以下にまとめるので、検討材料にしてください。
Tシャツを購入しクラスで自作する
一つ目は、好きな色のTシャツを購入し、アイロンプリントやステンシルなどでデザインを転写する方法です。アイロンプリント用の転写シートやステンシルで使用する布用インクは、ホームセンターや手芸店で購入することができます。
自作するメリットは、好きなデザインで作りやすいという点です。業者では対応できない部分にプリントすることもできるので、デザインの自由度が高くなります。唯一無二の手作り感が出る上、クラスの皆で手作りする工程自体も思い出になるでしょう。
自作するデメリットは、仕上がりの不安定さです。満足のいく仕上がりになる保証はなく、失敗することも考慮しなければなりません。想定よりも製作時間がかかり、多い枚数には対応できない可能性もあります。自作の場合、洗濯をした場合の耐久性も低くなりがちです。
Tシャツを自作する方法をこちらのコラムでご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
デザインを考えて業者に依頼する
二つ目は、自分達でデザインを考えて、業者に依頼する方法です。
業者に依頼するメリットは、完成度の高さと手間が省けることです。業者が行う印刷はムラがでにくく、一枚ずつ自作するよりも早く仕上がることもあります。自作したTシャツに比べて耐久性も高く、洗濯を繰り返しても問題ありません。自分達でデザインのデータを作成し、注文を行うだけで背ネーム入りのオリジナルクラスTシャツを作ることができます。
業者に依頼するデメリットは、一人ずつ違う背ネームを入れることで予算よりもコストが嵩んでしまう可能性があることです。また、自作よりも自由度は低くなり、完成までに業者とやり取りをする必要があります。
Tシャツキングでは、一枚からオリジナルTシャツを注文することができます。見積もりも簡単にできるので、クラスTシャツの作成を考えている方は一度見積もりを行って金額を確認してみてください。
まとめ
文化祭や体育祭で着用するクラスTシャツについて、背ネームのアイデアやフレーズからデザイン案やオリジナルクラスTシャツを作る方法までご紹介しました。気軽に自作することもできますが、業者に依頼すれば完成度の高いクラスTシャツに仕上げることができます。
お揃いのTシャツを着ることでクラスの団結力がアップするのはもちろんですが、個性を表現した背ネームを入れればそれぞれが持つ魅力をアピールすることが可能です。背ネームをきっかけにお互いの理解も一層深めることができ、思い出深いイベントになるでしょう。