Tシャツの簡単なたたみ方8選!早い・収納向きなど目的別に紹介!

Tシャツは、たたみ方によって見た目の綺麗さやたたむ時間が変わります。
今回はTシャツの簡単なたたみ方について、主に8つの方法をご紹介していきます。手順を1つ1つ確認していけば、難しいと感じていたたたみ方もコツがつかめたり、これまでよりも綺麗にたためて収納がしやすくなったりするかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください。
見た目の綺麗さや速さなど目的別のたたみ方4選
ただTシャツをたたむだけといっても、目的や場面によって適したたたみ方は異なります。そこで、きれいにTシャツをたたみたい人や素早くたたみたい人など、それぞれの目的別におすすめの方法をピックアップしています。
どのような見た目にしたいか、どのくらいの時間てたたみたいかなどの条件から、それぞれの方法を試して自分に合ったものを見つけてみてください。
基本の丁寧なたたみ方
まずは基本的な方法で丁寧にたたむ手順を紹介します。
①前面を床と接するようにTシャツを広げて置く
②左サイドの上下を持ち、内側に数cmたたむ
③右サイドの上下を持ち、内側に数cmたたむ
④裾をTシャツの上部分に重ねて完成

手順も他に比べて分かりやすく、ベーシックなたたみ方と言えます。
Tシャツを置く時にはしわがないようにきれいに置きましょう。両端を折りたたむ際は、折りたたんでいる部分が上部と下部で同じくらいの広さにするのがポイントです。
また、完成の状態よりさらに小さく畳みたい場合は、下から上に向かってさらに半分に折りましょう。コンパクトになり収納にも向いています。
ショップ風の素早く綺麗なたたみ方
素早さを意識して、かつ綺麗にTシャツをたたむことができる方法を紹介します。
アパレルショップなど、何度も素早くTシャツをたたむ機会がある場合などに活用されています。
①Tシャツを横向きに置き、肩から裾にかけての直線部分を目視で3等分にする
②左手で1をもつ。右手は2をもち、そのまま3の方向へ掴むように移動させる
③腕がクロスした状態になり、1を掴んでいる左手で同時に3も掴む
④両手を上に持ち上げTシャツを揺らし形を整える
⑤画像のような状態になるので、飛びでている袖を折り曲げて完成

この方法は手順や画像では少し複雑に見えるかもしれませんが、実際にやってみて慣れればより素早くたたむことができます。
目視でつかむ位置を判断するのが難しい場合、最初は直線部分に折り目をつけたり、クリップなどで目印をつけたりするのもよいでしょう。
ショップ店員風の立ったままのたたみ方
アパレルショップなどでよく見かけるような、立ったままTシャツをたたむ方法もあります。
Tシャツを地面に置けるような状況ではない場合は、活用してみましょう。
①Tシャツの前部を自分の方に向けてもつ
②片方の袖を持ち、もう片方の手で折り曲げたい位置をおさえ固定する
③袖を内側に折り曲げ、袖は外側に向けて手で押さえて固定する
④もう片方の手で折っていない袖を折り、袖を外に向ける
⑤袖は手で抑えるようにして持ったまま、半分の位置で外側に向けて折る
⑥裾をTシャツの上部分に重ねて完成

Tシャツを立ったままたたむのは、置いてたたむよりも安定せず難しいかもしれません。ただし、手順自体は1つ目に紹介した基本の丁寧なたたみ方と大きく変わらないので、何度か挑戦してコツを掴んでみましょう。
慣れるまでは綺麗にたためないかもしれませんが、その場ですぐにTシャツをたためる方法なので、仕上がりの綺麗さよりも素早さを重視する場合などには適しています。
収納やパッキングに便利なたたみ方(ミリタリーロール)
旅行や宿泊、イベントなど、着替えのTシャツを持っていく機会がある場合、荷物をできるだけコンパクトにまとめられるようなたたみ方を覚えておくのがおすすめです。
ミリタリーロールはその名の通り「軍隊」などのパッキングで取り入れられている方法で、Tシャツをコンパクトにたたむことができます。
①Tシャツの背中面が床に接するように置き、裾から8㎝程度を内側からめくって折り返す
③袖をそれぞれ内側に向けてたたむ、袖は裾方向に向けて折りたたむ
③上から裾方向に向けてくるくると端まで巻く
④最初に折り返していた裾を折り返し、巻いたTシャツにかぶせて完成

手順は少し複雑に見えますが、実際に何度かやってみて慣れていきましょう。Tシャツを巻く時はあまりきつく巻くと型がついてしまうので、程よい巻き加減を探ってみてください。
ミリタリーロールは場所をとらずに収納できる方法なので、先に述べた旅行などはもちろん、自宅でも衣装ケースに綺麗にTシャツを収めることができます。収納スペースを上手く使いたい方におすすめです。
道具を使って綺麗にたたむ方法2選
自分の手だけで綺麗にTシャツをたたむのが難しいという方は、身近にあるような道具を使ってたたむ方法を検討してみるのもよいでしょう。
クリアファイルを使ったたたみ方
①Tシャツの前部分を床に接するように置く
②クリアファイルを襟辺りの上部分に縦方向に置く
③左右それぞれクリアファイルに沿って内側に折る
④裾をクリアファイルに沿って上部分と重なるように折る
⑤クリアファイルを抜き完成

この方法ではクリアファイルが折る部分のガイドラインとなるためより綺麗にTシャツをたためるのが特徴です。
また同じクリアファイルを使えば、たたんだ時の大きさを統一することもできます。
クリアファイルを抜くときは、崩れないように優しく抜くようにしましょう。
その他の道具を使うたたみ方
先ほど紹介したクリアファイルを使った方法は、文房具の下敷きや、ダンボールをカットして使うことでも代用できます。身近にあるもので、たたみたいTシャツのサイズにあったものを用意しましょう。
また、Tシャツをたたむ用途として販売されている道具もあります。「折りたたみボード」などと呼ばれ、Tシャツをおいて各方向からパタパタと折り込むことで同じ仕上がりのサイズ感で綺麗にたたむことができます。大きなダンボールがある場合は、ダンボールを代用して折り畳みボードを作る方法もあります。
このように工夫次第で、Tシャツをたたむ道具が活用できます。効率を上げてくれる手段なので、検討してみるとよいでしょう。
長袖の綺麗なたたみかた2選
ここまでは半袖のTシャツのたたみ方を説明してきましたが、長袖の場合は袖の長さがある分、少したたみ方を変える必要があります。
基本の丁寧なたたみ方
まずは半袖同様に、長袖の場合の基本の丁寧なたたみ方を紹介します。
①Tシャツの前面が床に接するように置く
②袖部分を持ち左右それぞれ中央部に向けて折る
③袖を中央部に向けて折りたたむ
④裾を肩方向に向かって折りたたみ完成

基本の手順は半袖のときと似ていますが、袖の長さがある分、先に袖だけを入れ込むように折りたたんでいます。長袖の場合、生地自体が分厚くたたみにくいケースもあるので、折りたたむ幅などは服の仕様に合わせて調整しましょう。
立てて収納できるコンパクトなたたみ方
長袖のTシャツの場合、単純な布の多さや分厚い素材が使われているものもあることから、最終的に立てるようにして収納できるたたみ方もあります。
①Tシャツの前面が床に接するように置く
②左サイドをもう片方の袖に向けて数cmほど折り、袖は中央部に向けて折り畳む
③もう一方も同じように折りたたむ
④Tシャツを横に3等分し、裾から3等分の位置で2回折り返して完成

この方法では、最後にTシャツを2回折っていることから、先に紹介した方法よりもコンパクトに仕上がります。また、更に折りたためば厚みが出ることで立てての収納が可能です。
まとめ
今回はTシャツをたたむ方法について、綺麗さや素早さなど、目的や仕上がりに合わせた手順をご紹介しました。
比較的簡単な方法から、慣れるまでは少し難しい方法などさまざまありますが、それぞれ効率や仕上がりの綺麗さも変わるので、自分に合った方法を見つけてみてください。
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