Tシャツを長持ちさせる洗濯方法・干し方・保管方法について解説

Tシャツは、気軽に着られるからこそ使う頻度も高まりやすいアイテムのひとつです。Tシャツを長くきれいな状態に保つためには、洗濯や保管方法なども慎重に扱うことが大切です。今回は、Tシャツを洗う時のポイントや干し方、保管方法などを細かく解説します。

Tシャツを長持ちさせる洗濯方法

お気に入りのTシャツを長く愛用するために重要なのは、洗濯方法を見直すことです。例えば洗濯表記に合っていない洗い方を行うと、Tシャツが傷みやすくなります。デリケートな素材を使っている場合は手洗いをする、水洗い不可表記の場合はクリーニングに出すなど、お持ちの洋服に適した洗い方を行うことが大切です。

また、些細なひと手間を加えるだけでも、Tシャツにかかるダメージが変わります。以下では、Tシャツを長持ちさせる洗い方のアイデアを紹介していきます。

Tシャツは裏返して洗うようにする

Tシャツの汚れは表につくイメージがあるかもしれませんが、裏側のほうが肌に触れている分、汗や皮脂汚れなどが多く付着しやすいです。そのため、汚れている面に洗剤や水が染み込むように、Tシャツを裏返して洗うようにしましょう。また、表面にプリントがある場合は、裏返して洗うことで剥がれの対策にもなります。

Tシャツを洗濯ネットに入れる

他の衣類との絡まりを防いでくれる洗濯ネットは、大切なTシャツを洗うときにおすすめです。衣類に絡まったまま洗濯すると洋服が伸びやすくなったり、汚れの落ちムラができやすくなったりします。

大きめの洗濯ネットに入れて、汚れを前面にするように平たくたたむのがキレイに洗うポイントです。しかし、洗濯ネットを使うと洗浄力が弱まるため、大きな汚れがある時は部分的に手洗いするなど工夫しましょう。

おしゃれ着用の洗剤を使うようにする

衣類の持ちが気になる人は、洗濯用洗剤を見直してみるのもよいでしょう。もともと洗剤は弱アルカリ性の洗浄力が強いものが定番ですが、「おしゃれ着用」に適した中性の洗剤なら生地への負担を和らげることができます。

漂白剤を使わないようにする

ロゴ入りやイラスト入り、色柄入りのTシャツは、色落ちやダメージに気を付けて洗うことが大切です。漂白剤は、頑固な汚れに効果が高いですが、デリケートな部分には負担がかかるので洋服の劣化を早めることにつながります。洋服に合わせて使うのを控えてみるのもTシャツを長持ちさせるためには大切なポイントの1つです。

Tシャツを長持ちさせる干し方

Tシャツは洗い方だけでなく、干し方にも気を遣いましょう。ここからはTシャツを長持ちさせるための干し方の工夫を紹介します。

太めのハンガーに干すようにする

Tシャツを干すためのハンガーは、細めよりも太めのもののほうが、肩部分の変形を防ぎやすいです。また、Tシャツの首からハンガーを通すと生地を引っ張って首元が伸びやすくなります。裾からハンガーを通して、丁寧に干すようにしましょう。

色褪せ防止のために裏返しにして干す

Tシャツの色褪せは、紫外線が原因で起こります。外干しする際は、Tシャツを裏返しにして紫外線によるダメージを減らすことで、繊維への負担や色褪せを防ぎやすくなります。曇りの日でも紫外線は通っているため、裏返しにして干すとよいでしょう。

Tシャツを長持ちさせる保管方法

Tシャツを長持ちさせたい人は、保管方法にも注意しましょう。以下では、Tシャツの保管方法について紹介します。

たたんで保管する

Tシャツをハンガーにかけっぱなしにしてしまうと、肩部分に跡がつきやすくなります。変な癖をつけないために、Tシャツはたたんで収納するのがおすすめです。

Tシャツのたたみ方を解説したコラムはこちら。
ハンガー跡がつかない掛け方を解説したコラムはこちら。

棚や引き出しに立てて保管する

Tシャツを引き出しなどに収納している人は、たたみシワができないよう詰め込みすぎないようにしましょう。また、自立させるのに少し手間がかかりますが、Tシャツを立てて収納するのもおすすめです。下の衣類に重みがかからないだけでなく、ひと目で取り出したいTシャツがわかり、出し入れがしやすくなります。

シワになりにくく取り出しやすいTシャツの収納方法を解説したコラムはこちら。

まとめ

Tシャツを美しい状態で使い続けるためには、洗い方や干し方、保管方法にも注意が必要です。特に、プリントや素材などに適した洗い方や干し方を行いましょう。今回紹介したポイントを参考に、お気に入りのTシャツを長く愛用してみてください。

また、Tシャツキングでは、オリジナルデザインのTシャツを作ることができます。個人や企業、学校などでTシャツ作りを行う場合はぜひチェックしてみてください。